【今読む本】影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

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感想・まとめ

人間の心に忍び込む6つの戦術 = 6つの「影響力の武器」 が紹介されています。
この武器を意識的に使うことで、優位に立つのです。
詐欺でよく使われるパターンです。

カチッ・サー反応」=「固定的行動パターン」
  理由を述べると頼み事が成功しやすくなる。

  「カチッ」という理由を述べると、「サー」という頼み事が成功しやすくなる

  この「カチッ」のスイッチが、6種類あります。
    「良くしてもらったから、返さなきゃ・・・」
    「決めた以上は、やりきらなければ・・・」
    「周りの人がやっているから、大丈夫でしょ・・・」
    「あの人カッコいいから、信用できちゃう・・・」
    「社長が言っているから、間違いない・・・」
    「残り1点・・・ポチッ」

返報性(お返し)のルール
  他者から与えられたら、自分も同じようなやり方で相手に返すように努めること

  相手が見知らぬ人または、嫌いな人でも、
  最初にその人から受けた「恩」に対し、
  1つくらいなら返しても良いと思ってしまう

一貫性
  「自分がすでにしてしまったことと一貫していたい」という欲求のこと

  人は、「決めたらそれ通りにやらないと気が済まない性質がある」

社会的証明の原理」
  ある状況下での人の行動は、
  他の人がそこで、どう行動しているか、どうしてきたかで、決まるというもの

  人は自分で判断できない不確かな状況に置かれたとき、
  他者の行動につられて物事を判断してしまう

好意
  人は自分が好意を感じている人に対して、イエスという傾向がある

    ハロー効果:相手に1つでも気に入る点があると、他の部分も良くみえる
    類似性:自分と似た人に好意を感じる

権威
  権威者から命令されると、正常で心理的に健康な多くの人たちでさえ、
  自分の意に反していても逆らうことなく服従してしまう

希少性
  手に入りにくくなると、より貴重に思えてくる

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